干し野菜ってすごく日持ちしそうなイメージですが、調べてみると実際美味しく食べられる期間っていうのはカラッカラに乾かして、長くても3ヶ月とか。
その代表格がやっぱり切り干し大根でした。
他の野菜はせいぜい1ヶ月と考えた方がいいようです。
また、実際に料理に使うにはセミドライが使い勝手よくて丁度いいみたいです。
というのは、完全にドライにしてしまうと水につけて戻さなければならないので少々手間がかかる。セミドライにすれば水に戻さずそのまま料理に使え、尚且つ干すことで料理が水っぽくならず、野菜の甘みや旨味が引き出され素材としていい仕事してくれるってわけです。
もちろんドライにすることでも生野菜より旨味や甘みが引き出されるし、ドライ向き、セミドライ向きなど、野菜の種類や料理に合わせて干し野菜を作ることが最もいいように思います。
わたしは今回山に持っていくためだったので、 目下軽くすることを目的に、また、セミドライは長期保存には向かないので(セミドライは料理を美味しくすることに特化した方法と考えた方が良い)すべてカラッカラに乾燥させました。
いちいち雪山で野菜を戻すのが手間かなぁ、、とも考えましたが、、まぁ基本ラーメンとかうどんとかスープ系で使うことを考えてるので、すべて水から(まずは雪を溶かすところから、、)沸騰させ煮込むので、野菜を早くに入れてしまえば問題ないかな、と。
なので今回は結構いろんな干し野菜を試しに作ってみたのである意味実験的ですが、、
とりあえず作ってみよう!使ってみよう!食べてみよう!って感じです。笑
今回はこの、変わった品種の野菜を手に入れたことから干し野菜作りが始まりました。
人参と大根と蕪。ふらっと訪れたファーマーズマーケットで手に入れました。
どれもヨーロッパの品種らしく、甘みが強いそう。わたしは色味のきれいさとかたちに惹かれて買ってみた感じです。笑
ほら、この紫大根!とってもきれいな色〜。
野菜の断面ってきれいなんだなぁって。ぱかんと割ったときに思わずドキッとしてしまいました。
蕪 |
人参。茎の生え際の色もきれい。 |
干し野菜にする前に半分サラダにして食べましたが、確かに甘くて美味しかったです。
干し野菜は晴れた日に、3日間ほど天日干ししました。
蕪はイチョウ切りに。下段は大根の葉。 |
人参と大根は千切りに。 |
それから果物系。ドライフルーツはそのまま食べることができるので、行動食とか、テントや雪洞の中でダラダラするときのお供として、かなり重宝します。
甘みがぐんと増して激ウマです♡
バナナ干し始め。 |
いちご |
1パック350円の いちごがこんなに少なくなっちゃうの?!ってぐらいに、干すと堆積が半分以下になってしまう。。でもそれにかえられないくらい美味しいってことを前回作って味をしめてしまったのでまた作る。。たまらない甘みです♡
キンカン |
それからスープや鍋に重宝する野菜。
玉葱 |
ネギ |
干し野菜としては定番のキノコも一種だけやりました。
出汁の旨味に期待してます。
柿の木茸 |
今回、納豆にも挑戦してみました。
干し納豆って普通に売ってるし美味しいし。作れるんじゃないかと思い立ち。
調べてみたらただ干せばいいらしく、なんとも簡単!
でも、買ってすぐではなく、ちょっと冷蔵庫で寝かせると発酵が進むのでさらに深い味わいになるよう。
また、そのまま干してもいいですが、塩とか醤油をあえて、軽くかき混ぜて干すと味が濃くなるみたいです。ただ、醤油は少し癖のある味になるらしいのでまずは塩からやってみた方がいいかもしれないです。
わたしは少し塩を混ぜて干してみました。
最初はもちろんネバネバした普通の納豆なのに、干していくとだんだんと粘り気がなくなり、5時間ほどで粘りはなくなりました。
3日〜1週間ほどでパラパラの干し納豆の完成です。
一粒味見してみると、噛めば噛むほど納豆の味がする。
干す前の強烈に主張する納豆の感じではなく、大豆の味もするような納豆。
というか、大豆と納豆の味が両方感じられてなんともバランスの良い美味しさ。
ついつい摘んでしまうような味です。
今後も行動食としての定番になりそうな予感。
薬味系も干してみてます。
ニンニク |
生姜 |
チャイなどのホットドリンクに入れようかと思ってます♪
完成したドライフードたちはジップロックで保存。
からっからに乾燥させたとはいえど、完全密閉でないし乾燥剤も入れてないので少しずつ空気中の湿気は吸ってしまうと思われます。
なので、湿気ないようにたまに天日干ししてあげると長持ちするようです。
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