2016年1月17日日曜日

年末年始の奥秩父山歩きー1日目・読図訓練 前編ー

2015年12月31日。

9時頃入川渓流場の駐車場にバイクを停め、山歩きするためのパッキングをし直し、
9時20分頃入山開始。


と言っても、まずは道路のような道歩き。
写真の黄色いゲートから先は東京大学が管理している林道らしく、二輪を含め、車両通行禁止ということで。。
登山道までの約1時間半ある林道をひたすら 歩きます。

道には枯葉がどっさり。

レールの跡

もともとトロッコ道だったらしく、レールの跡をところどころで見つけました。
地図上には伐採場跡地という地名もあり、全盛期にはこの道を使って木材を運ぶトロッコが行き交っていたのでしょうか。昭和の初め頃なのかなあ。今はトロッコが通れないぐらい道幅が細くなってしまっているところもあり、 廃止してどれぐらい経つのか定かではありません。





途中で滝のような?氷柱を発見。こういった景色は沢に近い、冬の低山ならではって感じがします。




そうしてしばらく歩くと林道と登山道の分岐が現れ、登山道をさらに行くと、目印にしていた分岐点が現れました。

分岐点の赤沢谷出合

ここから登山道を離れ、地図とコンパスを使ってオリジナルのルートを歩こうという、ルートファインディングの訓練をしようと思っていたのです。
毎回、コンパスを使う必要が出てあたふたしてしまう、、
また、GPSを使うにしても現在地が確実でない気がしてしまう時がある、、、
実際に目的地に正確にたどり着くことができなかった、、、
そんな経験があったので、この機会にちゃんとマスターしようということで 読図の訓練は今回の山歩きのテーマのひとつにしていました。
地図とコンパスを使った正しい読図の方法と、いざGPSを使うときに、スマホのGPSアプリはどれくらい信用できるのか、誤差はどれだけあるのかということも含め、危険な場所に行ったときに本当に遭難してしまわないようにということもあり、そういった意味でGPSも併用していきます。
奥秩父を選んだのは、行きたかった沢があったということもありますが、プチ遭難してもいいや、という時間の余裕と、分かりやすそうな地形でまずは確実にやっていこうという感じです。


地形図はこんな感じです。


黄緑線は本来の登山道、オレンジ線は私たちが進むバリエーションルートです、、と言っても低山の、単純に尾根を伝っていくので地形的には分かりやすそうなルートをバリエーションルートと言っていいのかわかりませんが、、、実際にはどうだったのかはこの後の記事に記載されていくことでしょう。

途中まで登山道の黄緑線を行き、分岐からオリジナルのルートに入っていきます。




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